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2018年7月23日最終更新

アフリカ調査でのいろんな写真


タンガニイカ湖調査の合間に撮った、いろんな写真を貼っていきます。


Sky001
ザンビア ムプルング 2014.12.18
タンガニイカ湖の雨季の晴れ間です。 雨季は10月から4月くらいまでで、ジメジメと降る日もあれば、ドシャーって降ったあと、カラッと晴れることもあります。 この写真は、そのカラッとした時のものだったと思います。 空気が雨で洗われて、空が透き通っています。 遠くに入道雲が湧いています。

現地では、雨季は10月24日に始まると言われています。 この日は独立記念日で、各地でお祭りが催されます。 お祭りを境に雨季が始まるなんて、楽しげです。



Independence day
ザンビア ムプルング 2015.10.24
独立記念日の話が出たので、そのときの様子も。。。 この写真は、ムプルングで見かけた催し物を撮ったものです。 左の奥にちっちゃく見える、赤い服の人が歌っていました。 その手前の腰巻の人は踊っていました。 ジェームス的なヒト?



Independence day
ザンビア ムプルング 2015.10.24
引き続き独立記念日の写真です。 左に見える赤い屋根(テント?)の下はステージになっていました。 ステージには偉い感じの人がたくさん座ってて、パフォーマンスを鑑賞していました。 なんか逆のような気がしなかったでもないです。 ステージでパフォーマンスして、下から見るのが普通では? 



Sky
ザンビア ムプルング 2015.11.29
昼の月です。 右下の白い点はサギです。

ザンビアでは、日本と緯度が違う分、欠けた月の角度が違うはず。 そう思って月を見ながらいろいろ考えるのですが、よく分からなくなって、いつも「まぁいいか」ってなります。



Morning glow
ザンビア ムプルング 2015.8.22
朝焼けです。 首都ルサカからムプルングまで、15時間ほどの過酷なバス移動でヘロヘロになっているときに、撮影しました。

妻がアフリカの朝焼けを見たい(ある小説に出ていた)とのリクエストに応えた写真です。



Bus
ザンビア ムプルング 2015.8.22
これが、いつも私を15時間(ときに20時間以上!)苦しめるバスです。

外見はいいですが、実際はかなりボロいです。 必ずどこかの窓ガラスが割れています。 窓がきつく、開かないこともあります。 席にリクライニング機能がないか、あっても壊れていることが多いです。 垂直(に近い)背もたれで15時間、ぎゅうぎゅうになってるところを、想像してみてください。

トイレタイムは3時間おきに4回だけ(カピリムポシ、セレンジェ、ムピカ、カサマ)。 これでも以前よりは、頻繁に止まるようになりました。 途中で我慢できなくなったら、コンダクター(運転手2人のほかに、車掌さんみたいな人が乗っている)に訴えてバスを止めてもらい、草むらで用を足します。 女性も草むらに入って用を足します。

このバス、大抵は走行中に音楽を大音量でガンガンかけています。 うるさくて眠れず、ただでさえ辛いバス旅なのに、ストレスを倍増します。 ドライバーがボリュームの主導権を握っていて、電話するあいだはボリュームを下げます(運転しながら、しょっちゅう電話します)。 その時は少しほっとするのですが、電話が終わればまたボリュームを上げます。 他の客は平然として、それほど気にしているようでもないのが不思議です。 それでも、頭上のスピーカーのカバーが壊され、スピーカーのコーン部分が破られているのを見たことがあります。 誰かが我慢できず、スピーカーを指でグリグリしたのでしょう。 やはり、うるさいと思う人もいるんですね。



Ladies
ザンビア スンブ 2015.9.18
スンブというところで、安宿に泊まったときの写真。

この女性、私がカメラを持っているのを目ざとく見つけると、部屋に入ってきて、写真を撮ってくれと言ってきました。 カメラを向けると、多くのザンビア人がそうするように、それまでニコやかだったのが急にシリアスな顔になりました。 シリアス顔がかっこいいのでしょう。 そして撮影が終わると、またニコやかな顔に戻って大喜びです(この写真は、そのときのものです)。 すると、他の人を呼んで、この人も撮ってと言い出す。 携帯で話すポーズで撮影(携帯はかっこいいアイテムの一つ)。 また別の人が来る。 撮影する・・・。 結局、4人がいろいろとポーズをとりながら、撮影会みたいになってしまいました。 そのうち、だんだんエキサイトしてきて、一人がシャツを脱いで下着を露わにしてポーズをとる。 仕方なく撮影する。 もう一人も脱ぐ。 やはり仕方なく撮影する。 次はスカートを脱いで上下とも下着になる。 もう一人も脱いで同じ格好になる。 残りの二人は喜んで見ている。 このままでは全部脱ぎかねない。 ここが潮時と思い、「もう行かなくちゃ」と子供のような言い訳をして、撮影会を終了しました。



Village
ザンビア 湖畔の村 2015.9.30
ある村を訪れたときの写真。

中央の建物は小学校です。 村の有志が日干しレンガで作っていました。 近隣の村には小学校がないので、みなここに通ってくるそうです。 ザンビアでは、全ての子供が小学校に通えるようにしようとしています。 しかし、このような田舎までは、まだ政府の政策が届かないようです。



Children
ザンビア 湖畔の村 2015.9.30
その小学校の子供達。 私の姿を見つけると、出てきて大騒ぎでした。 ギャーギャーと楽しそう。 私自体が娯楽(動物園のパンダみたいなの?)なんですね。 こういうときは、男子が元気よく出てくるけど、女子は遠くから見ていることが多いです。 こういう男女の違いは、教育や文化のせいなのでしょうか?  それとも遺伝?



Barber
ザンビア ムプルング 2015.10.8
市場の中にある床屋さんです。バリカンを使うのですが、このときは運悪く停電で、開店休業の状態でした。

多くの男性は、髪の毛を短く刈り込んでいます。子供のそれはポテトカット(鏡の上のポスターを見てね)、大人のそれはブラシオカットと呼んでいます。 私にはどちらも五厘刈り(もしくは丸坊主)にしか見えず、違いが分かりません。しかし、何かが違うようです。

みんな、二週間に一度くらいのペースで床屋さんに行くようです。 散髪というよりは、髭剃りくらいの感覚なんですね(少なくとも私にとっては)。 値段はよく覚えてませんが、数クワッチャ(数十円)だったと思います。



Flycatcher
ザンビア ムプルング 2015.10.11
庭にこんな鳥がいたよ、って妻に送った写真。 African Paradise Flycatcherって教えたら、なんかの翻訳ソフトで調べたらしく、「アフリカの楽園のハエ取り器」って訳が出てきたらしい。



Liquro store
ザンビア ムプルング 2015.10.24
造り酒屋に行ったときの写真です。 ここは昼間なのに薄暗く、なんとなくアングラ的な雰囲気でした。 もう若くはない女性3人がいました(奥の2人と、写っていないもう1人です)。 そういえば、どこの酒屋さんでも、店番をしているのは女性のような気がします。 女性の貴重な収入源なのかも知れませんね(外の小屋で男たちが昼間っから呑んだくれていたので、旦那はそこにいたのかも知れません)。

酒屋さんでは、カンチネ(またはカンチナ)という、トウモロコシの粉を発酵させて作った地元の焼酎を売っています。 カンチネは、蒸留しているだけあってアルコール度数が高いです。 そして、どの店も、買う前に試飲させてくれます。 しかし、その量が多い。 奥の壁にかけてあるコップになみなみ一杯です。 焼酎をコップ一杯って、試飲にしては多すぎます。 ケチくさいのを嫌うのか、見栄を張っているのか、必要以上にたくさん試飲させてくれます。 このときはチニャンマじいちゃん(白い帽子のじいちゃん)と一緒に行ったので、私はちょっと味見しただけで、あとはチニャンマじいちゃんにあげました。 チニャンマじいちゃんは、嬉しそうに飲み干していました。 味がよかったので、持って行ったペットボトルに入れてもらい、2リットル80クワッチャ(800円)で買いました。 結構高いですが、私の場合、これで1週間ほど楽しめます。

写真のように、私も酒屋へ買いに行くこともありますが、普段はチニャンマじいちゃんに買ってくるよう頼みます。 酒代80クワッチャと駄賃20クワッチャを渡してです。 あるとき、いつもと味の違う、明らかに劣悪品と思われるカンチネを買ってきました。 安いのを大量に買って、2リットルだけ私のところに持ってきて、残りを自分用に持ち帰ったのかも知れません。 これはちょっとまずい。 実は、安いカンチネにはメタノールか何かが混ざっていて、体に悪いという噂を聞いていたのです。 チニャンマじいちゃんがズルをするのは慣れているが、変なものを飲んで体調を崩されたら困る。 もう二十年ちかくの付き合いで、最近めっきりと痩せてしまって心配していたところに、追い打ちをかけてしまったら大変。 それからは、チニャンマじいちゃんにカンチネを頼むのを止めました。 普段はお金がなく、また遠い酒屋まで行くついでもないので、私が頼まなければ、わざわざ買いに行かないようです。 チニャンマじいちゃんは、そんな考えを知ってか知らずか、いまでも「カンチネ買いに行かなくていいのか?」と聞いてきます。



Engine
ザンビア ムプルング 2015.10.26
これ、なんだか分かりますか?  ボートのエンジンです。 右側に無造作に転がっているのはシリンダーです。 普通であれば、お天道さんの下にさらされることは決してない部品です(たぶん)。 しかし現地では、エンジンの調子が悪くなると解体して、みんなであーでもないこーでもないと言いながら、修理(?)します。 汚れていれば湖でゴシゴシ洗ったり、部品が破損していれば他のエンジンから持ってきたり、何かわからないけど(少なくとも私には)ガンガン叩いたり。 すると、(不思議と)動くようになります。 確実にエンジンの寿命は縮まっているのでしょうが、動かなくては意味がありません。 物やサービスが豊富な日本では考え及ばないことが、たくさんあるんですね。



Trap
ザンビア ムプルング 2018.3.9
鳥の罠。 日本昔話に出てくるような、鳥が入ったら紐を引っ張って、パタンってなるあれです。 チニャンマじいちゃんが、これで小鳥(カティンディーリ)をとって、見せてくれました。 小鳥を間近で見た感動よりも、「ほんとにとれるんだ!」という驚きの方が大きかったです。 その後、小鳥は元気よく飛んで行きました。



Cloud
ザンビア ムプルング 2009.11.4
湖では、急に天気が変わることがあり、注意しなくてはなりません。 ボートで湖上にいるときに、雷が激しくなると危険です。 周りに陸がないと、雷が湖に直接落ちるのです。 ドーンって大きな音がして、生きた心地がしません。

ちなみに、午前中の陸風はカパタ、昼からの海風がカジカジです。 カジカジが激しくなると、写真のように湖が荒れます(海に比べたら波が小さいけど、ボートが小さいので結構揺れる)。 夕方には治まることが多いです。



FishMonger.jpg
ザンビア ムプルング 2010.8.31
これは魚の仲買人(Fish-monger)。

零細な漁師は、沖に漕ぎ出して魚を釣ります。 仲買人たちは沖でその魚を買い付けて、市場まで運びます。 午後、帆にカジカジをいっぱいに受けて戻ってくるのを、よく見かけます。 湖上で彼らから直接買うと、安くて新鮮な魚が手に入ります。



Cooking
ザンビア ムプルング 2015.10.29
調査で潜っている間に、ボートのドライバー(このときはチコッティじいちゃん)が昼ごはんを作ってくれます。 この日はシマ(トウモロコシの粉をお湯で練った主食)と焼き魚でした。 外で食べる出来立てのシマは、格別です。 食べたら、一休みして体内のガスを減圧し、再び潜るのが日課です。



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